オヤジの勉強日記 ~相続財産は難しい~

親の財産相続について、そろそろ真剣に考えることに。学習内容をここで記録していきます。似た立場の方々にも参考になれば幸いです。

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最近また趣味が増えました

話題の竹田城に行ってみました

前々から旅行は好きだったのですが、先日ふと思いついてテレビで特集されていたのを見かけた「竹田城」に行ってみることにしました。

「竹田城」とは兵庫県朝来市にある石造りのお城のことで、別名「天空の城」とも呼ばれています。

なぜ天空の城なのかというと、お城の場所が古城山という山の山頂をそのまま使用したものであり、雲のかかった晴れた日になると周囲が雲海で包まれまるで空中に浮かんでいるかのように見えるからです。

残念ながら竹田城はお城本体は既に損なわれていて現在では石垣しか残っていないのですが、それでも日本有数の規模である南北400m・東西100mという巨大さは見る者の心を強く惹きつけます。

ここ最近「天空の城」や「天空の道」といった自然の景観が人気となっていますが、竹田城はそんな自然の不思議が創りだした光景というだけでなく、堅牢な城塞であったという歴史の深さもまた魅力の一つと言えるでしょう。

ちなみに他にも同様の雲海の上にたたずむ「天空の城」としては、福井県にある越前大野城や岡山県の備中松山城、岐阜県の郡上八幡城などが有名です。

タイミングによって見れたり見れなかったりするのですが、私が行った時はたまたま気候条件がよかったのか最高といってもよい眺めでした。

天空の城を見るための条件

全国には天空の城と呼ばれる山頂に作られたお城がたくさんありますが、それらを絶好の条件で見るためには季節や時間を厳選して行かないといけません。

テレビや写真集などで見ることができる景色は、プロのカメラマンの人がじっくり時間をかけて粘ってやっと撮影をしたものなので、ほとんどの場合気をつけて訪れても思うような景色になってくれるということはありません。

なので1回目で見ることができたというのは相当ラッキーなことなんだと思った方がよいでしょう。

竹田城が天空の城に見えるタイミングとしては早朝の朝霧が発生する時間帯で、季節としては秋~冬本番前までの短い間となります。

それ以外の季節でも冷え込みや空気の条件などで偶然発生することもあるようです。

雲海ができるのは朝陽が登りはじめるくらいからのちょうど気温の変化のタイミングで、これが朝8時くらいまでにはすっかり空気が朝のものに切り替わってしまうので霧が薄くなってしまいます。

ですので見に行くときにはかなり早起きをして朝陽がのぼるよりも先に景観場所をおさえておかないといけないということもあります。

山登りをしなければいけないところもポイント

竹田城などの山頂の城を見るためには、当然のことながらその山よりも高い位置にいなければいけません。

竹田城の場合には近くに立雲峡や藤和峠といった別の丘があるので、シーズンになるとその近辺の駐車場が朝からたくさんの車で埋まります。

駐車場からでも景色を見ることはできるのですが、いかんせん人が多いということもあり、よりよい景色を見るためにはそこからさらに山頂の高台をめざす必要があります。

健脚に自信があるという人は駐車場から1~3時間くらいをかけて山登りをしていくのが推奨されます。

ただし当然のことながら朝陽が昇るよりも先に山頂に登らないといけないということになりますので、朝4時くらいから真っ暗闇の中をてくてくと登っていくことになります。

うまく見れるかどうかわからない状態で山登りをするというところもまたポイントですので、かけた労力が報われたときの嬉しさはひとしおです。