お城の魅力に目覚めました
先日「天空の城」でおなじみの竹田城を見に行き、そこでビギナーズラックもあり素晴らしい景観を見ることができたということからすっかりお城好きになってしまいました。
最近は歴史が好きで全国のお城や日本史ゆかりの場所を回るということを趣味にしている人が増えてきていると聞きますが、私も遅ればせながらその魅力に気づいたという感じです。
竹田城から入ったので最初は天空の城めぐりもいいなと思っていたのですが、いかんせん絶好の景観を見るためには相当早起きをしたり険しい山道を歩いたりしなければいけないということもあり、そうそう何度も見るということができません。
そこで今は天空の城かどうかにはあまりこだわらず、いつでも自由に見ることができるお城を中心にしています。
現在進行形で考えているのが「日本三大名城」の制覇です。
日本三大名城とは熊本城、名古屋城、姫路城の3つとされており、他にも大阪城や松山城を入れて数える場合もあります。
これらの共通しているのが江戸時代特有の天守閣がある建築物であるということで、これまで改修は加えられてきているものの、当時の姿を残すいふ堂々たる姿があります。
日本の城の美しさを感じる
日本だけでなく、世界中には長い歴史の中で作られた美しいお城が残っています。
お城というのは時の権力者のすみかであったということだけでなく、外敵が攻めて来た時に迎えうつという城塞という役目もしています。
ですので木造建築が主体の日本にあっても、防御力を高めるために周囲に堀を作ったり、石垣を積み重ねて攻め上がりにくくする作りをしています。
特に姫路城は全国でも珍しい天守閣が当時の形のまま残されているお城ということで知られており、お城マニアなら絶対に一度は足を運ぶべき場所というふうに案内されています。
なお先に述べた「日本三大名城」というのはどこか観光協会などが定めた正式なものではなく、場所によって数えられるお城が変わってきます。
日本三大名城として挙げられるお城以外にも人気のある観光名所となっているお城はたくさんあるので、事前に歴史や建築様式を学んでいくことでまた深みある観光をしていくことができます。
ほとんどのお城では中に入って内装も見て回ることができるので、それらの違いもまた楽しみの一つになります。
日本三大名城の特徴と見どころ
日本三大名城の中でも特に人気が高く名城中の名城として数えられているのが熊本城です。
熊本城は城マニアであるかどうかにかかわらず大変評価の高い観光地で、全国のお城の中でも「行ってよかったお城」としてナンバーワンの地位を獲得しています。
熊本城が作られたのは1469年~1487年とされており、加藤氏や細川氏が城主として長くこの地を治めました。
中でも築城をした加藤清正は有名であり、「武者返し」と言われる堅固な石垣を持つ難攻不落の城としてよく知られています。
次の名古屋城はかつて徳川家康が城主であったということでよく知られているお城で、天守閣にある金のシャチホコは名古屋を代表する観光シンボルになっています。
最後の姫路城は京都の法隆寺と並んで日本で初めてユネスコに世界文化遺産登録された場所としてよく知られます。
別名「白鷺城」と言われているようにその景観は非常に美しく、要塞としての堅牢さだけでなく計算された景観の美しさが特徴です。