オヤジの勉強日記 ~相続財産は難しい~

親の財産相続について、そろそろ真剣に考えることに。学習内容をここで記録していきます。似た立場の方々にも参考になれば幸いです。

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相続できるもの~家庭用動産~

相続出来るもの

遺産を相続するときにはどのようなものが
相続できるのかということも知っておかなければなりません。

不動産は相続できるものとして有名ですが、
実は家庭用動産も相続でき相続税がかかるのです。

家庭用動産には何が含まれるのでしょうか。

まず自家用車です。
家庭用動産の代表です。

自家用車は相続開始日時点での時価で評価されます。
実際には中古車の買取業者などの査定などを参考にして評価するようです。

次に財産となり得るのはテレビやタンスなど、売却が可能な家財道具です。
加えて骨董品や絵画なども相続遺産となります。

骨董品は買取業者の査定を参考にしたり、
古美術の専門家に鑑定を依頼したりして評価額を決めます。

私の父親も数年前から骨董品にはまっていて壺や皿を集めていますが、
将来的にはあの壺や皿も兄と私が相続することになるのですね。

私は骨董品にはあまり興味がないので、複雑な心境になります。
父が熱心に集めているものですから大事にしたいとは思いますが、
結局売却ということになりそうです。

それはさておき、どんなものが相続税の対象になるかというのは
どうやって決まるのでしょうか。

相続税の対象はどうして決まる?

基本的にはお金に換金できる経済的な価値のある全てのものです。
しかしそれぞれがどの程度の価値になるかというのは
なかなか自分では評価しにくいものですよね。

そんな時に役立つのが税理士事務所です。

もちろん誰しも相続税がなるべくかからないようにしたいと思いますし、
少しでも節税になる方法で遺産を残してあげたいと思うでしょう。

例えば財産を売却してそのお金を贈与という形で
相続人たちに分配しておけば節税できる可能性があります。

年間一人あたり110万円以下であれば何人に贈与しても贈与税がかかりませんから、
そのような方法によって節税することもできますよね。

この生前贈与によって節税効果が高くなりますが、
贈与税自体は高い税金ですから十分に注意しなければなりません。

加えて返済可能な借金をしておくというのも節税になります。
借金はマイナスの遺産として効果がありますから、
家庭用動産などを多く相続しても税金を安くすることができるのです。

(参考URL:節税対策5つのポイント

このように考えてみると、
遺産相続というのは被相続人が亡くなった時に始まるのではなくて
その前からすでに始めておくべきものだということがわかりますね。

両親にはもちろん長生きしてもらいたいものですが、
近いうちに兄を含めて話し合いをしておきたいと思います。
そうすればいざという時ももめたりしないで済みますから。